Q&A

どうして渡米する必要があるのですか?

日本国内での小児の心臓移植は2010年に臓器移植法の改正が行われましたが、10歳未満の心臓移植は極めて少ないのが現状です。 すでに国内での待機リストには登録済みですが、このまま待っていられる時間は長くはありません。 あおちゃんの未来を守るためには、一刻も早くアメリカでの移植手術を受けることが必要なのです。

なぜ高額な費用がかかるのですか?

アメリカでの医療行為を受ける場合、日本の健康保険制度が適用されないため、手術費・治療費などの医療費は全額自己負担になります。 また、あおちゃんは小児用補助人工心臓を装着しています。その場合、一般の旅客機での移動ができず、専用の航空機内に様々な医療機器を持ち込み、ドクターや看護師も一緒に搭乗するため、通常の運賃とは比較にならない金額になります。 その他、渡航後、ドナーを待つ期間~手術~手術後の入院~回復・リハビリまでを過ごす滞在費や、事務局運営に必要な通信費、事務経費等、チラシ印刷代などの広報経費を合わせると高額な費用が必要となります。

デポジットとは何ですか?

デポジットとは、「保証金」という意味で、アメリカの受け入れ先の病院に支払う医療費の前払い金のことです。不足があると追加請求され、その場合は医療予備費から充当します。デポジット額は年々、高額化傾向にあるため、あおちゃんの場合も250万ドルと高額な金額となっています。

募金が余った場合はどうなるのですか?(余剰金について)

余剰金が発生した場合は、他の移植を必要としている患者さんのために使います。
あおちゃんを救う会規約 第十三条 余剰金の使途
本会目的達成による余剰金は、あおちゃんの手術後の病状が安定するまでの間(原則として3年間)本会において管理・保管し、あおちゃんの術後の必要医療費等として支出できるものとする。保管終了の時期については、担当医師の判断等を考慮した上で、役員の決議に基づき決定する。その際の余剰金残高については、役員の決議に基づき、他の移植を必要としている患者・家族の支援及び、移植医療を推進するための活動に使用する。

寄付することで、税金の控除対象となりますか?

個人の方が当会にご寄付いただいても、寄付金控除その他の税制上の優遇措置はございません。
法人のご寄付は、一定の要件を満たす場合には一部損金に算入されることがございますが、当会では個別具体的な事例についてのお問い合わせには応じておりません。何卒、ご了承ください。

すでに集めた募金はどうすればよいでしょうか?

お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://ao-sukuukai.jp/contacts/

会計報告はどのように行われるのですか?

当会規約に基づき実施し、当会のウェブサイト等にて公表いたします。

渡航後、どれくらいの目途で移植できるのでしょうか?

適合条件(臓器サイズ、血液型、抗体反応等)が合致するドナーとのめぐり合わせとなるため、明確な期間の予測は難しいです。

円高になった影響はあるのでしょうか?

2022年12月12日の募金活動終了時点では目標金額設定時のレートより円高には動いていますが、費用支払は今後順次行われます。実際の適用レートは、今後の会計報告をご参照ください。

今後のスケジュールや進捗を教えてください。

当ホームページやSNS(Facebook、Twitter、Instagram)にてお知らせいたします。

救う会の活動は今後どうなるのですか?

当会規約第3条に基づき、あおちゃんの帰国まで必要なサポートをいたします。その後、同第18条に基づき、最終の会計報告を持って活動を終了いたします。

高額の医療費用の支払いは移植手術の順番に影響するのですか?

海外から渡航し、アメリカでの移植手術を待つ患者は、現地の患者と同じように保証金(デポジット)を支払い、移植待機リストに登録されます。移植手術の順番は、ドナーとの適合条件や病状等に応じて決まります。